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江別市に事務所を構える道東ハウス工業営業スタッフが住宅に係わる全ての事を呟きます。時にはボヤキあり!

『リトル・トリー』


またまた児童文学フアンの美濃屋、とても良い本に出会いました。

この本は,両親が亡くなり誰も引取る人がいなくなった、インディアン少年
リトル・トリーがチェロキー族の祖父母に育てられ、自然の中で成長して行くお話です。

読み終わった感想はとても静かで、シンプルでそれでいて何とも言えない風を感じるんですよ~(^o^)

真っ直ぐで、素直で素朴なトリーが大好きになってしまいました、

一話ごとの話になっていて、私は特に
お手伝いのお駄賃を一生懸命に貯めて
町で子牛を連れた男に騙されてしまう話が・・・

トリーが子牛の頭を撫でていると、子牛の持ち主がトリーにお金をもっているかと聞くんです。
トリーが『五十セント 持っている』と
答えると、男はこの牛は坊やが気に入ったようだから、
特別安くしてあげると、トリーに子牛を無理やり押し付けました。

トリーは子牛が自分の物になり、嬉しくなり祖父に見せたんです。
祖父は何も言いません。
帰りの山道で子牛はよろめくばかりで前に進む事が出来なくなり、子牛は倒れ、死にました。

トリーは祖母のプレゼントを買おうと思って、貯めたお金も子牛も失い、打ちひしがれてしまいました。

祖父はトリーに言います。
『こいつは病気だったのさ、死んでも食うわけにはいかん!』
子牛の身体を引き裂き、黒くなった肝臓を取り出しました。
『トリー、おまえの好きなようにさせてみる、それしかおまえに教える方法はねぇ。もし子牛を買うなとわしが言ったら、おまえはいつまでも悔しがったはずじゃ。 逆に買えと勧めたら、子牛が死んだのをわしのせいにするじゃろう。
おまえは、自分で悟っていくしかないんじゃよ!』

何て、素晴らしいお祖父ちゃんなんでしょうね。

頭でわかる事と、経験してみてわかる事には、大きな違いがあります。

私ならやはり子供が失敗するのを止めてしまうでしょう。

随所にチェロキー族の物の考え方が、染み渡っていて、風の音や、大地の温もり、生きものの息づかいを感じます。

おばあちゃんが、トリーに『人は理解出来ない物を愛することは出来ない』
『理解は年をとるほどに深まり、命に限りのある人間のあらゆる思いや説明を超えた所までいける』と教えます。


なんて、深い言葉なんでしょう。
そんなことの言える、おばあちゃんになりたいものです。 完



美濃屋 お勧めの一冊でございます。
2013-06-22 : ファイナンシャルプランナーの美濃屋です。 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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招き猫

プロフィール

道東ハウス工業(株)

Author:道東ハウス工業(株)
営業の紅一点 ファイナンシャルプランナーであり、雑用係の美濃屋です。
イベントや、日常の出来事、チョッとためになる話など 発信して
いきたいと思います。  猫と寝るのが、大好きな年齢不詳、性別もあやふやな、好奇心の塊のような人間です。

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